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保育方針

~子どもたちに約束します~

1.子どもの安全・健康・衛生を守る

①出席の確認および所在の確認と対応を行うこと。

②子どもの心身状態を把握し、必要な対処をすること。

③学童保育室への行き帰りおよび学童保育室での生活の安全を確保すること。

④緊急時の連絡体制を整備するとともに、その応急処置に対応できるようにすること。また、必要な救急用品を備えること。危機管理マニュアルに従って対応すること。

⑤施設・設備の安全点検と安全措置を日常的に行うこと。また、衛生上必要な措置を講じること。

⑥防災のための避難訓練などを実施し、非常災害発生時の対応を講じること。また、日頃から避難訓練実施や避難場所を周知しておくこと。

 

私たちは保護者から託された「子どもたちの放課後の安全・豊かな生活」を保障するため、子どもの命と安全を守ることを最優先と考えます。 子どもたちの出席確認、所在の確認をはじめ、行き帰りの安全確保、施設・設備の安全点検や措置、健康に過ごせるための衛生的な環境の整備を行います。活動中の安全には十分に注意を払うと同時に、子どもの心身の状態を把握し、指導に努めます。また、緊急時は保護者への連絡をします。

2.子どもの安定した毎日の生活をつくる

①子ども一人ひとりが大切にされる生活づくりを行うこと。

②毎日継続した生活を行うこと。

③子ども同士の関わりを援助しながら、集団での安定した生活を送れるよう努めること。

④学童保育室が安全・安心な生活の場として定着するように努めること。

私たちは、子どもの学校・家庭での生活状況を考慮し、学童に通う子どもを「おかえり!」と迎えます。

子どもたちが帰ってきた時の表情や態度などの様子を注意深くとらえながら、学童での生活を安心して過ごせるように努めます。

また、子どもにとって学童保育室が安心できる場となるように、子ども同士の関わりも丁寧に見ながら、年齢・性別・生活環境の違う子どもたちが毎日集団で生活することで、一人ひとりの子どもが集団の中で認め合う関係をつくっていくことにも努めます。 

毎日の生活の場として、子どもが疲れた時には横になったり、静かに過ごせるようにすることにも配慮します。

3.障がいを持っている子ども、異なる文化や習慣で育った子どもの生活

①障がいを持っている子どもの障がいの内容・生活の様子・配慮すべき事を把握し、他の子どもたちと遊び、生活の中でお互いを認め合い、共に成長・発達できるように保障すること。

②異なる文化や習慣で育った子どもの生活習慣や様子を把握し、安心できる生活を保障すること。

障がいを持っている子どもの成長・発達を保障するため、障がいの内容・配慮すべき事を保護者との連絡・伝え合いで把握し、大切にします。

学童保育室での遊び・生活の中で、他の子どもたちとお互い認め合い、安心して生活を送れる関係作りに努力します。

さらに、異なる文化や習慣で育った子どもの生活習慣を大切にし、学童保育室で安心して生活できるように努力します。

4.遊びやその他の活動・行事などの豊かな日常生活をつくる

①遊びは、学童保育室の生活の中心です。戸外での活発な活動や室内での活動など多様な遊びを提供することです。言うまでもなく、遊びの主役は子ども自身です。

子ども自身の「これをしたい・やりたい」という気持ち・思いをまず大切にします。指導員の側が、子どもをやる気にさせるように仕掛けたり、遊びを主導することもあります。

指導員は、学童保育室での生活が出来るだけ楽しく豊かになるよう、子どもたちの興味や関心を探りながら、どの子にとっても魅力ある生活の場になるよう様々な遊びや活動の選択肢を用意しておくことが必要です。

②生活の節目・子どもたちの集団としての力を引き出すために様々な行事に取り組みます。また、保護者同士や保護者と指導員の交流の場として、負担にならないように考慮し工夫し行事を行います。

③遊びたくても遊びの仲間に入っていくことができない子や、出来る出来ないのこだわりが強く、出来ないことはやりたがらない子もいます。指導員は、その子の気持ちに添いながら、遊びの仲間に入っていかれるよう、子ども同士の関係つくり、遊びの楽しさを実感し、遊びが広がるよう援助します。

また、子ども同士の関係を把握し、一人ひとりが安心して自分が出せるように指導員は配慮します。

5.おやつ

①子どもにとっておやつは楽しみなことですが、夕食の遅くなりがちな学童保育室の子どもたちにとっては、栄養補給上からも大切です。

大勢で食べる楽しさもあり、食べ物に対する興味、関心を深めることにもなります。季節や気候、また季節の行事を考えて出来るだけ手作りの物を提供します。

②くつろいだ雰囲気の中で、おやつの時間が楽しいひとときになるように工夫すること。

③長期休みや一日保育の日には、昼食作りを行っている所もあります。保護者の負担軽減なども考慮して実施しているところがありますが、それぞれの状況に合わせて行うことが必要です。

また、買い物や調理などを、子どもたちと一緒に行うこともありますが、「安全や衛生」への配慮が大切です。

 

④アレルギーの子どもへの配慮。アレルギーの子どもが増えています。事前に把握し保護者ともよく話し合い日々のおやつに注意をすることが必要です。  

6.戸外保育

①戸外保育の目的を子どもたちや保護者に理解してもらい、計画や下見などをして戸外保育が充実したものになるように行います。

②戸外保育を実施することにより、社会的ルールを体験し、身に付けられるように援助します。

③子どもたちが様々な体験をすることで、心豊かな生活を保障していきます。

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